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現在、私達、夫婦は、生後4か月の乳児の子育てをしているのですが、やっぱり気になるのが、発達の具合。
別に、他の子と比べるようなものではないんだろうけど、今後、どういった遊びや運動を取り入れたらいいのかなと思っていたところ、この本(アメリカ最先端医療の実証 1日2分!脳幹を鍛えれば子どもの才能はどんどん伸びる )に目が留まりました。
作者は、子供の発達障害にも取り組んでおられるお医者様で、専門的な見地も踏まえた内容となっています。
この本を読むのにおススメな人
・子供が発達障害ではないかと悩んでいる親御さん
・現在、乳幼児を育てている親御さん
・自分が発達障害ではないかと悩んでいる社会人や学生さん
子育て中の親御さんだけでなく、発達障害かもと悩む学生さんや社会人の方にもおススメです。
実は、私も、自分が発達障害かもと思ったことがあったのですが、この本の中で、かなり当てはまる症状があったので、子供と一緒にトレーニングしてみようと思います。
本のおすすめポイント① 脳幹の重要性が分かる
この本では、アメリカの最先端医療に基づいた脳幹トレーニングについて、記載されています。
この脳幹という部分は、脳の原始的、生理的な機能を司る部分で、家でいうところの土台になるところだそうで、この部分がきちんと育っていないと、人の話が聞きにくい、集中力が無い、学習障害といったことが出やすくなるそうです。
そして、この脳幹の発達具合が現れるのが、原始反射の残り具合。
原始反射とは、赤ちゃんがさまざまな刺激によって無意識的に反応する反射動作のこと。
例えば、赤ちゃんが驚いたときに、びくっと、両手を上にあげる動作。この動作は、モロー反射と呼ばれ、よく知られていますよね。
原始反射には、様々な種類がありますが、年齢が上がるにつれ、消失、統合されていくと言われていますが、一部、原始反射が残ってしまった場合、成長後に、敏感さや臆病さ、集中力のなさ、不器用さ、ケアレスミスが多い等に繋がってしまうということです。
この点が、すごく、専門家の視点から、すごく分かりやすく説明されていて、読みやすいです。
本のおすすめポイント② 各原子反射に対応する症状が分かりやすく、まとめられている
原始反射には、先ほど、挙げたモロー反射以外にも、様々な種類の反射が見られますが、各反射に対応する症状が分かりやすく、まとめられています。
また、各反射が残っているか、否かのチェックリストの解説動画もあり、すごく参考になりました。
本のおすすめポイント③ 遊びながら、原始反射を統合する脳幹トレーニングが紹介されている
原始反射を統合するために、どういう体の動きがよいというのが分かっても、子供に脳幹トレーニングさせるのは、至難の業。うちの子、絶対、トレーニングをしないし、飽きてしまうと、心配な親御さんも多いと思います。
そこで、この本では、楽しみながら、脳幹トレーニングをして、原始反射を統合させる方法が紹介されています。
また、短い時間でできるトレーニングなので、子供も飽きずに出来そうです。
感想
3歳ぐらいまでに、色んな体の使い方を学習して、原始反射を統合して、脳幹を鍛えることが、子供にすごくよいということがよく理解でき、面白かったです。
実は、私自身も、色々、原始反射が残っているのではと思ったので、自分は発達障害かもって悩んでいる大人の方にもおススメできる本だと思います。
私自身、小学生の頃、算数のケアレスミスが多く、中学受験で、だいぶ、難儀したのですが、もし、ケアレスミスが多いというお子さんの場合、勉強の前に、この本で紹介されているトレーニングを試してみると、集中力もアップし、ケアレスミスも減るかもしれないと感じました。
この本で紹介されているトレーニングを試してみると、色々な発見がありそうです。