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子どもとのコミュニケーションで参考になる本 「コミック版 「語りかけ」育児~0~4歳 わが子の発達に合わせた 1日30分間~」

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赤ちゃんって何を思っているんだろう?どうやって、コミュニケーションを取っていくのがよいのだろうと悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか。

色々な育児書も出ている中、イギリス人で、言語療法士のサリーウォードさんが書いた語りかけ育児の本が、すごく気になっていたのですが、何せ、分厚く、あっさりと読むのを挫折しそうと思っていました。そんな中、コミック版もあることを発見。

早速、本を読んでみて、とても参考になったので、今日は、コミック版 「語りかけ」育児~0~4歳 わが子の発達に合わせた 1日30分間~について、紹介したいと思います。

この本を読むのにおススメな人

・語りかけ育児の分厚い本を読むのを挫折した人

・イヤイヤ期のお子さんを持つ親御さん

・乳幼児を子育て中の親御さん

語りかけ育児を行うことで、親子関係が良好になり、思春期の問題を未然に防ぐことができるそう。

本のおすすめポイント① 語りかけ育児がマンガで説明されており、分かりやすい

語りかけ育児とは、静かな環境で、毎日30分間、子どもと1対1で向き合い、会話を行い、コミュニケーションの発達を促す教育法です。

効果としては、語彙力や集中力、IQ等に加え、社交性も向上すると言われています。

この語りかけ育児を、様々な状況の家庭環境を持つ登場人物達が実践していく様子がマンガで分かりやすく、描かれており、文字だけを追うのは、大変という方でも読みやすいです。

また、語りかけ育児で重要なポイントなども分かりやすく、登場人物によって説明されるため、実践しやすいと思います。

本のおすすめポイント② 月齢ごとにすべきことがまとめられている

月齢ごとに子どもの発達状態も違うことから、月齢ごとに、どんな語りかけ育児をするのがよいのか、また、おすすめの遊びが記載されており、実践しやすくなっています。

月齢ごと、出来ることが全く違うので、順を追って、語りかけ育児をバージョンアップさせていく必要があるのですが、それが、分かりやすく、まとめられていて、該当する月齢の個所だけ見ても、参考になりそうです。

この語りかけ育児は、生まれたその日からできるとのことで、月齢がかなり小さく、子どもの反応が薄い時期の取り組み方なども紹介されています。

ちなみに、0~3か月では、

①なんでも語りかける、

②赤ちゃん向けの特別な言い方で話しかける

③短く簡単な文で、

④声の高さは、普段より少し高めに

⑤ゆっくり単語や文の間に休みを入れる

⑥繰り返しを多くする

⑦赤ちゃんとしっかり向き合う

⑧語呂のよい言い回しを使う

等のポイントをおさえるとよいとか。早速、実践してみたいと思います。

本のおすすめポイント③ 語りかけ育児以外の時間のアドバイスものっている

各章には、語りかけ育児以外の時間において、子どもと、どのように接するのが良いか記載されていて、日常生活の参考になりそうです。

感想

小さい子どもとどのように、関わりを持っていけばいいのか、という点で、非常に参考になります。語りかけ育児を行うと、子どもの意欲と自己肯定感が養われるということです。

自己肯定感を養うって、中々、難しいことではないかと思うのですが、その方法が、具体的に示されていて、試してみたくなります。また、思春期の親子間のトラブルを未然に防げる(?)とのことで、その点も素晴らしいと思います。

子ども、それぞれに発達の段階や、発達の仕方が違うため、すべて、本のとおりに出来ないかもしれないですが、子どもと、1対1で向き合うということの重要性を感じさせられる1冊でした。

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